大谷翔平と「勝負してはならない」 専門家が分析…絶好調6月の“凄さ”の要因
大谷翔平は「打球を引っ張る必要性を感じていない」
6月に入って打率.417、5本塁打、12打点。エンゼルス大谷翔平投手が絶好調モードに突入した。元メジャーリーガーで、現在はアナリストのゼイビア・スクラッグス氏がその打棒を解説。内外角どちらにも対応できるとし、「好調になったら、勝負してはならない」と“警告”を発している。
2014年から3年間メジャーでプレーしたスクラッグ氏は、米ラジオ局「MLBネットワーク・ラジオ」の番組「The Leadoff Spot」で大谷について言及。12日(日本時間13日)のレンジャーズ戦で2本塁打を放ち20号に到達、ア・リーグ単独トップに立ったことを受け「勝負するのはとても難しい」と語った。
スラッグス氏は大谷が外角球に対応できることを挙げた上で、内角を突いても、逆方向にオーバーフェンスできるパワーの持ち主だと指摘。「彼がどれだけパワーがあるかの証拠であり、スイングをボールの軌道に合わせることもできる。オオタニは打球を引っ張る必要性を感じていない。それは彼が飛距離を出せるからだ」と説明した。
そして「ショウへイ・オオタニというのは、好調になったら勝負してはならない」と強調している。“死角”のない状態にあると専門家も太鼓判を押す現在の大谷。相手チームは今後どんな攻め方をしてくるのか、“四球攻め”もあるのか、注目される。
(Full-Count編集部)