トラウト、26歳で通算1000試合出場到達　圧倒的実績も「まだまだ上達したい」

19歳でメジャーデビュー「とても早かった。楽しいことばかり」

　エンゼルスのマイク・トラウト外野手が21日（日本時間22日）の本拠地ブルージェイズ戦で通算1000試合出場を達成した。2011年に19歳でメジャーデビューを果たしたスーパースターは、26歳で大台に到達。「楽しいことばかりだった」とここまでのメジャー生活を振り返った。

　トラウトは右手人差し指捻挫のため、「2番・DH」でこの試合に先発。2打数無安打に終わったものの、3四球を選んで2得点と8-5での勝利に貢献した。

　2012年には新人王に輝き、MVP投票で2位。衝撃的なデビューを飾った。その後、2014、16年と2度のMVP受賞。昨季までの6シーズンですべてMVP投票の4位以内に入っている。26歳にして圧倒的な実績を誇り、メジャーNO1プレーヤーの称号を手にしている。

　1000試合出場についてトラウトは「とても早かった。楽しいことばかりで、本当に恵まれていると感じる。よかったと思っている」と振り返る。これだけの成績を残しているにもかかわらず、「まだまだ上達したいことはたくさんある。難しいスポーツだし、常に上達したいと思っている。その挑戦を毎日楽しんでいる」と向上心も失わない。

　今季も打率.332、23本塁打、48打点、OPS（出塁率+長打率）1.155と圧倒的な数字を刻むトラウト。キャリアハイの成績を残す可能性も高い。

（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）