平野佳寿、Dバックス地区制覇の鍵握る存在に 地元紙「素晴らしいシーズン」

好救援を続けるダイヤモンドバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】
好救援を続けるダイヤモンドバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】

球団新人記録の20試合連続無失点「ブルペン後半の右腕たちは安定している」

 ダイヤモンドバックスは21日(日本時間22日)の敵地パイレーツ戦に9-3で勝利した。最近10試合は6勝4敗。2位のドジャースと2.5ゲーム差の首位を走るチームで、平野佳寿投手ら救援陣の働きが地元メディアから高く評価されている。

 34歳のルーキー平野は74試合のうち実に35試合に登板。現在、球団の新人記録を更新する20試合連続無失点と好調を維持している。防御率は1.42、WHIP(1イニングあたりの四球と安打数)も0.98とセットアッパーとして安定感は抜群だ。

 この他、アーチー・ブラッドリーは36試合登板で防御率2.27と昨年に続いて好調。一方で、クローザーのブラッド・ボックスバーガーは6月の防御率11.81と打ち込まれているものの、4、5月は安定していた。不調を抜け出せば、ダイヤモンドバックスのブルペンは再び盤石となる。

 地元紙「アリゾナ・セントラル」は「抑えのブラッド・ボックスバーガーの最近の苦しい登板は単なる一時的な不調だと考えられるものだ」と言及。クローザーは復調すると予想している。そして、セットアッパーを含めた救援陣については「アーチー・ブラッドリーとヨシヒサ・ヒラノが今まさに素晴らしいシーズンを送っているということで、ブルペン後半の右腕たちは安定しているようである」と評価している。

 3位ジャイアンツは4ゲーム差、4位ロッキーズは4.5ゲーム差と混戦模様のナ・リーグ西地区。抜け出すためにも、ダイヤモンドバックスはブルペンをより強固にしたいところだ。

(Full-Count編集部)

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