大谷翔平、投手不振から脱出「継続できれば」 6勝目より「断トツで良かった」一問一答

ドジャース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

7回12奪三振1失点好投も3敗目「投げ心地が良かったので、真っ直ぐを多めに投げた」

■ドジャース 2ー0 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地のドジャース戦で7回5安打1失点の好投を見せた。「2番・投手」で投打同時出場。最速100.3マイル(約161.4キロ)のフォーシームを武器に12三振を奪ったが、今季3敗目(6勝)を喫した。

――ここ2登板はシーズン序盤の状態に戻ったか。
「前回より今回の方が良かったですね。投げ心地は今日の方が断トツで良かったかなと思います」

――ドジャースはブルペンデー。毎打席、対戦する難しさはあったか。
「そうですね。そこはデータを見ながら。今回がもちろん初めてではないので、対応したかったですけど、なかなかチャンスをものにできなかったかなと思います」

――フォーシーム、カットボールが主体でスイーパーが減っていた。
「ゲームプランであったりとか、個人個人の傾向で多少は変わってきますけど、投げ心地が良かったので、真っ直ぐを多めに投げたという感じですかね」

――2試合はいい投球を続けた。不振を脱出したか。
「これを継続できれば、もちろん良いと思いますし、それをすることがまた難しいことなので。今日の感覚をしっかりまた何日か空きますけど、練習で確かめながら次回登板につなげたいなと思います」

――前回はイニング間に調整したと話していたが、何か見つかったか。
「今日はすごい良かったですね。ブルペンから良かったですし、それを試合の中でも継続できたので。そういう感覚を、言葉では難しいですけど。継続するのは難しいかなと思います」

――投げ心地が良くてフォーシームが多くなった。
「セットの段階で、例えば2ストライク追い込んだ後に、これで三振を取れるようなイメージがわきやすかったりとか。それは打席でも同じですけど、指のかかりが良かったりとか、変化の仕方が自分の思った通り、ロケーションを含めて。投げられる球が多いのは、いい動きの方が強いと思うので。今日はセットの段階で良かったと思います。狙ったところに行きそうな雰囲気を持っていたかなと思います」

――フリーマンに一発を許した。
「もう少し低めに投げたかったですかね。ストライクじゃなくても、空振りを取るボール球ぐらいの感じで投げたかったですけど。浮いたら打たれるなという。いい打者はもちろんそうですけど、あれは自分のミスかなと思います」

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