DeNA三浦が6回無失点で4勝目 「前回最悪な投球。今日こそ勝てるようにと」

チームは3位浮上も「順位が一試合一試合変わる。必死にやるだけ」

 DeNAの三浦大輔投手が12日、神宮でのヤクルト戦に登板し、6回6安打無失点と好投。チームは3-0で勝利し、自身には4勝目(2敗)がついた。

 前回、前々回と阪神を相手にいずれも敗戦。それだけに、お立ち台では「前回最悪なピッチングをしていたので、今日こそは何とか勝てるようにという気持ちでマウンドに登りました」と、この日の登板に対する強い思いがあったことを明かした。

 その言葉通り、三浦は丁寧にコーナーを突く投球でヤクルト打線を6回まで無失点に封じた。4回にロペスの14号ソロでチームがリードし、勝利投手の権利を持ったままマウンドを降りると、ブルペン陣も無失点でつないでヤクルト打線を完封。7回にはバルディリスのソロなどで2点を加えて3-0で勝利し、ベテラン右腕には5月27日のオリックス戦以来となる白星がついた。

 チームは3位浮上も「まだ順位が1試合1試合変わりますけど、1試合1試合必死にやるだけです」と目の前の試合に集中する心持ちを明らかにした三浦。ファンへのメッセージを求められると「オールスターまであと3試合、また頑張ります」と、チームとして重要な3連戦となる13日からの巨人戦へ向け、力強く宣言した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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