大谷翔平以外に「起きたことがない」　米記者が驚嘆…野球人気拡大を示す“レア現象”

元MLB選手も反応「（新しく）記録を打ち立てる選手は訳が違う」

　1か月間で投げては2勝、打っては15本塁打。日本人初の3年連続30号で“大暴れ”の6月を締め括ったエンゼルス・大谷翔平投手。その大活躍ぶりに魅了されているのは、何も普段から野球を熱心に見ているファンだけではないようだ。大谷以外の選手で「こんなことは起きたことがない」と、米記者が驚嘆のエピソードを披露している。

　米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」のジャレッド・カラビス記者が、1日（日本時間2日）にツイッターに投稿。大谷の活躍をツイートした時に起こる「最もクールなこと」として、「野球ファンではない人が（大谷の活躍に）驚かされ、（私のツイートに対して）返信や引用をすることだ」とコメントした。そして、「私が見てきたなかで、（大谷以外で）こんなことは起きたことがない」と、それがいかに希少なことであるかを力説した。

　これに対し、野球ファンも“野球ファンでなかった”人も反応。「同意する。私は野球ファンではなかったけど、オオタニサンに魅了された」「その理由は、誰も彼と同じレベルにいないから」「ショウヘイは世界的な宝」「オオタニがプレーしていなかったら、私はMLBを見ていなかったと思う」などの言葉がコメント欄に溢れた。元アスレチックスのダラス・ブレイデン氏もリアクションし、「（従来からある）記録に加わるのではなく、（新しく）記録を打ち立てる選手は違うんだよ」と、大谷が“別格の存在”であることを強調した。

　背番号「17」がいかにベースボールの人気拡大に貢献しているかがうかがえるほど、現在の大谷翔平はメジャーでも屈指の象徴的な存在だ。歴史的躍動から、今後も目が離せない。

（Full-Count編集部）