大谷翔平4敗目　6回途中5失点＆右手中指負傷降板、2戦無安打で打率.300…エ軍2連敗

6回にボガーツ、クロネンワースの2者連続被弾、右手中指のマメで降板となった

■パドレス 8ー5 エンゼルス（日本時間5日・サンディエゴ）

　エンゼルスの大谷翔平投手は4日（日本時間5日）、敵地・パドレス戦で今季4敗目を喫した。「3番・投手」で投打同時出場し、6回途中7安打5失点。右手中指のマメで降板となり、8勝目はならなかった。バットでは3打数無安打で9回の第4打席で代打を送られて途中交代。チームは5-8で大敗し、2連敗となった。

　1点ビハインドの6回。先頭・マチャドを右前打で出すと、続くボガーツに左越え2ランを被弾した。さらにクロネンワースには右中間ソロを献上。まさかの2者連続弾を許した。続くサンチェスへの初球を投じたところで右手の指を気にする仕草を見せて降板。降板理由について、球団は「右手中指の負傷」と発表した。

　3回まで1安打無失点と試合を作ったが、4回2死からマチャドの中前打、ボガーツの四球でピンチを招き、クロネンワースの右越え2点二塁打を献上した。前半戦ラスト登板は5回0/3で86球（ストライク56球）を投げ、7安打5失点。5奪三振4四球と結果を出せなかった。

　バットでは初回2死に空振り三振を喫し、4回無死一塁は左飛。6回2死は一ゴロに倒れた。2試合連続無安打で打率.300となった。チームは左有鈎骨骨折で負傷者リスト入りしたトラウトに続き、レンドンも自打球を当てて左すねの打撲で途中交代となった。地区首位のレンジャーズとは7ゲーム差。ポストシーズン進出へ厳しい戦いが続いている。

（Full-Count編集部）