劇的展開の裏で…狙った中ゴロは「意識の高さすごい」 諦めない“プロの技”に「震えた」
西武・岸は安田の劇打にセンターゴロを狙い猛チャージ→一塁へ
■ロッテ 7ー6 西武(6日・東京ドーム)
6日に東京ドームで行われたロッテ-西武は、延長10回にロッテがサヨナラ勝ちした。安田が劇的な中前打を放って歓喜に包まれたが、その裏で注目されているのが、中堅手・岸だ。最後まで諦めずにセンターゴロを狙った猛チャージからの強烈返球は「岸の最後まで諦めない姿勢は凄い」「センターゴロでワンチャン阻止しようとしたのにも震えた」と絶賛の声が集まっている。
初回から2点ずつを入れるなど点の取り合いとなった一戦は、6-6で延長に突入した。10回、ロッテ打線は西武6番手の佐々木を攻めて2死二、三塁の好機をつくる。安田が内角球をはじき返して中前で弾んだ。その瞬間に東京ドームは歓喜に包まれたが、岸は諦めていなかった。すぐに打球をつかむと、一塁へ。安田は驚いたように全力疾走。一塁手・マキノンはベースを離れていたが、仮についていれば際どいタイミングだったかもしれない。
劇的な展開の裏で光ったワンプレー。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが映像を公開すると「打った安田もすごいけど、センターゴロ狙う岸の意識の高さもすごい。プロのプレー」「1歩目の速さから全く諦めずにセンターゴロ狙ってるのがわかる」「どっちかっていうと岸の送球でゾクっとしたわ」「岸が最後まで諦めずプレーしてくれたことがもう何よりも嬉しいよ……」といったコメントが寄せられた。