ドラ1候補ズラリの投手陣は「予定通り」 日米大学野球開幕、侍Jの見どころは

侍ジャパンに選出されている青学大・常廣羽也斗、東洋大・細野晴希、明大・蒔田稔(左から)【写真:川村虎大】
侍ジャパンに選出されている青学大・常廣羽也斗、東洋大・細野晴希、明大・蒔田稔(左から)【写真:川村虎大】

大久保監督、投手陣は「予定通りに状態が上がってきた」

 第44回日米大学野球選手権大会(米ノースカロライナ州)が7日(日本時間8日)に開幕する。2大会連続優勝を狙う大学日本代表「侍ジャパン」は、結束力と守り中心の野球が武器。主将を務める青学大・中島大輔外野手(4年)も「平塚での合宿を通じてチームの輪もよくなってきている。準備はばっちりです」と自信を込めた。

 大学選手権で日本一に輝いた青学大が5人と最多選出。5日(同6日)の大学サマーリーグ「ウィルソン・トブス」とのオープン戦で先発した常廣羽也斗投手(4年)は最速153キロを誇るドラフト1位候補だ。伸びのある直球と落差のあるフォークで1回を無安打3三振に抑えた。

 もう1人、最速155キロを誇る東洋大・細野晴希投手(4年)もドラフト1位候補として注目を集めている。オープン戦では2四死球と今大会で使用されるWBC球に苦戦している様子もあったが、3つのアウトを全て三振で奪った。他にも青学大・下村海翔投手(4年)、亜大・草加勝投手(4年)らも日本でのオープン戦で好投を見せている。

 打線では5日(同6日)のオープン戦で本塁打を放った青学大・西川史礁外野手や2安打の亜大・天井一輝外野手(ともに4年)らが好調だが、打線は水物。大久保哲也監督(九産大)は昨年の「第30回ハーレムベースボールウィーク2022」から守りにこだわるチーム編成を行ってきた。今年も4年生中心で編成される投手陣は層が厚く、大久保監督も「予定通りに状態が上がってきた印象」と語る。強豪米国相手にどのようなプレーを見せるのか。大学代表の戦いに期待したい。

(Full-Count編集部)

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