大谷翔平の価値は“995億円” レジェンドも及ばぬ才能…米専門家力説「まるで手品師」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

著名スポーツコメンテーターが大谷について約4分間も熱弁

 エンゼルス・大谷翔平投手の価値は、実に7億ドル(約995億円)!? 投げては7勝、打っては32本塁打と前半戦大活躍の大谷は、今オフにFAを迎えるだけに次なる契約金についての議論も白熱している。そんな中、著名なスポーツコメンテーターが「オオタニは100年に一度の選手」だと、それだけの金額に見合うだけの莫大な価値のある選手であると力説した。

 大谷を絶賛したのはコリン・カワード氏。米放送局「FOXスポーツ」の自身の番組「The Herd with Colin Cowherd」で、過去・現在の偉大なMLB選手たちと比較しながら、実に4分間にもわたって大谷について熱弁を振るった。

「偉大な選手はたくさんいる。(マイク・)トラウトも(ムーキー・)ベッツも偉大だ。しかしオオタニはそれを超えている」とカワード氏。加えて引き合いに出したレジェンドが、最多勝3度の大左腕サンディ・コーファックス(ドジャース)と通算324勝の剛腕ノーラン・ライアン(アストロズほか)だ。「2人に打つことをお願いしたら、と考えてみてほしい。ライアンの通算打率は.101くらい。打ったら恥ずかしいことになるだろう。そして、トラウトやベッツに『明日先発登板してくれ』とお願いしたら、全く準備ができないだろう」と、MLBの舞台で投打の両方で活躍することがいかに難しいかを強調した。

 さらに「オオタニは指にマメさえできていなければ、オールスターゲームで先発登板するところだった。『彼は飛距離600フィート(約183メートル)の本塁打を打ちます。彼はオールスターの先発投手です。その上球界屈指の俊足ですよ』なんて、彼はまるで手品師で、ジャグラーで、曲芸師のようだ」と独特の表現で大谷の多岐にわたる能力を称賛。

 そして、「こんな選手はどのスポーツ界にもいない。世界中のスポーツの中で、オオタニは1人しかいない存在だ。100年に一度の選手だ。オーナー陣はどれだけ稼いでいるのか知られたくないだろうが、ベーブ・ルース以来の神話のような選手のために、7億ドルを支払うかもしれない」と締めくくった。

 スポーツに知見を持つ専門家さえも驚かせ続けている大谷。果たして、次なる契約ではどんな規格外の“数字”が生まれるのかにも注目だ。

(Full-Count編集部)

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