鷹が27年ぶり9連敗、藤本監督「目の色を変えていかないと」 わずか4安打で完封負け「必死さ必要」

9連敗を喫したソフトバンク・藤本博史監督【写真:竹村岳】
9連敗を喫したソフトバンク・藤本博史監督【写真:竹村岳】

前半戦を43勝37敗2分けの3位で終える

■オリックス 3ー0 ソフトバンク(17日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは17日、オリックス戦(PayPayドーム)に0-3で敗戦した。先発したカーター・スチュワート・ジュニア投手が7回3失点の力投も、6回1死一、二塁からレアンドロ・セデーニョ内野手に浴びた3ランが決勝点となった。試合後、藤本博史監督は「いいピッチングしていましたよ。あの1球だけでしたね」と振り返った。

 打線は山下舜平大投手の前に7回までわずか2安打、8三振に封じられた。7月7日の楽天戦(楽天生命パーク)で5得点を記録して以来、8試合連続で2得点以下。3カード連続の“3タテ”は球団初という屈辱だ。9連敗はダイエー時代の1996年以来27年ぶりとなった。指揮官は「相手の山下くんも最高のピッチングをしていた。なかなか点を取れないと言っても、なんとか、必死さっていうのは必要かなって思います」と沈痛な表情だった。

 前半戦は、43勝37敗2分けの3位で終えた。このままオールスターブレークに入り、チームは4日間試合がない。指揮官は「もう9連敗は帰ってこない。4日間のリフレッシュ。後半戦またロッテ、オリックス、ロッテと当たるので。泥臭い1点。必死に目の色を変えていかないといけないですね」と前を向いた。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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