オリックス糸井が球宴出場決断　後半戦巻き返しに向け完全復活なるか

満身創痍で戦った前半戦はオリックス移籍後初の出場登録抹消を経験

　待ち望むファンのために出場を決めた。オリックスの糸井嘉男が17日から始まるマツダオールスターゲーム（17日東京ドーム、18日マツダスタジアム）に出場することが決まった。

　2009～14年まで6年連続球宴出場中の糸井は今年もファン投票で選出。だが、開幕から満身創痍でプレーを続けてきた代償は大きかった。

　7月4日に「右肘内側側副靱帯（じんたい）損傷」及び「右腓骨筋腱損傷」でオリックスに移籍後初となる出場選手登録を抹消。ここまでの成績は72試合に出場し打率2割2分9厘、7本塁打31打点、6盗塁。

　6年連続3割20盗塁を記録してきた男にとっては屈辱的な成績だろう。今回の2軍調整は後半戦に向け万全の体勢を整え、チームを奇跡のAクラス入りに導くための措置だったはずだ。