12連敗の鷹・藤本監督「仕方ない度合いが…」 守護神オスナも“負の連鎖”止められず
1点リードで9回に突入するも、守護神オスナが角中に逆転サヨナラ2ラン浴びる
■ロッテ 2ー1 ソフトバンク(24日・ZOZOマリン)
ソフトバンクが12連敗を喫した。24日に敵地・ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦。1点リードのまま9回を迎えたが、守護神のオスナが角中にまさかの逆転サヨナラ被弾。連夜のサヨナラ負けに藤本博史監督は「オスナで失敗したなら仕方ないけど、仕方ない度合いがね、今、連敗中のところだから」と肩を落とした。
初回、先頭の牧原大が三塁線を破る安打で出塁すると、盗塁を決めて二塁へ。近藤、柳田が空振り三振に倒れたものの、中村晃が右前へと弾き返し、牧原大が二塁から一気に生還。佐々木朗から幸先よく先制した。先発の石川は序盤にピンチを守ったが、尻上がりに調子を上げて7回まで無失点と好投した。8回を松本が凌いだが、9回にまさかの展開が待っていた。
1-0と1点リードで迎えた9回、守護神のオスナがマウンドへ。先頭のポランコに右翼への二塁打を許し、山口の遊ゴロで代走の小川が三塁へ。1死三塁で岡の打球は力無い投ゴロとなると、三走の小川が飛び出した。オスナが追いかけタッチアウトとし、2死一塁に。あとアウト1つとしたが、代打・角中への2球目がインコースに入り痛恨の一打に。まさかの逆転サヨナラ2ランとなり、藤本監督、選手たちは呆然となった。
ここまで無敗を誇っていた守護神のオスナでまさかのサヨナラ負け。54年ぶりの連敗からこの日も抜け出せずに「選手は一生懸命やっているんで、もう前向いて行くしかないんで、明日頑張ります」と言葉少なに球場を後にした。25日のオリックス戦は山本由伸投手が待ち受ける。難敵相手に連敗脱出なるか。
(Full-Count編集部)