大谷翔平、9回絶好機で途中交代に球場騒然　初回に3打席連続39号も異変か

敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場

■ブルージェイズ ー エンゼルス（日本時間29日・トロント）

　エンゼルスの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回に自身初の3打席連発となる39号ソロを放ったが、9回の第5打席で代打を送られて途中交代となった。

　大谷の豪快アーチは初回1死だった。右腕ガウスマンの低めフォーシームを完璧に捉えた。打った瞬間に確信する右越え39号ソロ。シーズン60発ペースに乗せた。

　日本選手の3打席連発は2023年5月16、17日（同17、18日）のカブス・鈴木誠也以来2人目の快挙だ。打球速度は103.5マイル（約166.6キロ）、飛距離：397フィート（約121メートル）。敵地をどよめかせた。

　1点を追う6回1死では外角低めのボール球となるフォークを拾って左前へ。マルチ安打は2試合連続で今季30度目だった。しかし、9回1死満塁の絶好機で代打・ステファニックを送られた。敵地は騒然。一部ではブーイングも起きた。前日のタイガースとのダブルヘッダー第2試合で「けいれん」で途中交代していたが、今後が心配される。

（Full-Count編集部）