藤浪晋太郎、あと1人から移籍後初勝利が消滅 完璧救援も…チーム痛恨サヨナラ負け
同点の7回から移籍後3試合目の登板で名誉挽回の快投
■フィリーズ 4ー3 オリオールズ(日本時間26日・フィラデルフィア)
オリオールズの藤浪晋太郎投手が25日(日本時間26日)、敵地で行われたフィリーズ戦で、2回無安打無失点の完璧リリーフを見せた。チームの勝ち越しを呼び、新天地で3試合目にして移籍後初勝利の権利が舞い込んでいたが、9回2死からチームは痛恨のサヨナラ負け。白星はお預けとなった。
2-2で同点の7回にマウンドへ。先頭を遊ゴロに仕留めると、続くリアルミュートは100.3マイル(約161.4キロ)で空振り三振に。7球で無失点に抑えると、思わず笑みが溢れた。直後の8回にチームはソロで勝ち越し。白星の権利を得た。
続投した8回も先頭のマーシュを空振り三振に。ロハスを右飛に仕留めると、最後も空振り三振に斬り、手をたたきながら声を上げた。2回21球で、3奪三振の無失点。新天地での初白星で今季6勝目かと思われたが、9回に突如暗転した。
移籍後初登板となった21日(同22日)は1回1安打1失点、1奪三振無四死球。2戦目となった22日(同23日)は、2/3イニングを1安打1奪三振2四球2失点で、リードを守ることができなかったが、“3度目の正直”で名誉挽回したのは確かだった。
(Full-Count編集部)