田中将大の前半戦に米メディア「B」評価 「好投手」も「エースではない」

先発7投手中3番目の評価、「いまだに堅実な先発の2、3番手」

 ヤンキースの田中将大投手が地元メディアによる前半戦の採点で及第点を与えられる一方、「エースにあらず」と厳しい視線にさらされている。米ESPNが「ヤンキースの2015年シーズン中間評価」と特集している。

 田中は先発投手のカテゴリーでマイケル・ピネダ投手の「A」、中継ぎに回ったアダム・ウォーレン投手の「A-」に続く、「B」。

 先発投手7選手中3番目の評価で、寸評では「朗報は彼が明らかに投げられるほどの健康であること。だが、今のところ彼はとてもいいピッチャーではあるのものの、多くの人間に期待された明確なエースではない。いまだに堅実な先発の2、3番手」とされている。

 田中は今季自身メジャー初となる開幕投手を務めたものの4月下旬に右手首の炎症と右前腕部の張りで故障者リスト(DL)入り。6月3日のマリナーズ戦で復帰登板を果たし、前半戦は11試合に投げ、5勝3敗、防御率3・63で折り返した。後半戦初戦となる17日(日本時間18日)のマリナーズ戦で先発投手を務めることも発表されている。

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