大谷翔平、気迫の40号も9回逆転負け 2安打4出塁1盗塁…4回緊急降板で10勝目お預け
4回4奪三振3安打無失点で2年連続の2桁勝利&2桁本塁打の偉業はお預け
■マリナーズ 5ー3 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地・マリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場した。8回の第4打席で6試合ぶりとなる40号本塁打を放った。40号到達は2021年以来2年ぶり2度目で、両リーグ一番乗り。2打数2安打2四球1盗塁で打率.310。チームは9回に守護神のエステベスが逆転満塁弾を浴び、3連敗を喫した。
豪快アーチは1点リードの8回1死だった。右腕・キャンベルの内角フォーシームを振り抜き、6試合ぶりとなる40号ソロ。シーズン58発ペースとした。投打同時出場試合で本塁打を放つのは6月27日(同28日)の本拠地・ホワイトソックス戦以来、今季6本目で通算11本目。本拠地をドッと沸かせる一発となった。
40号到達はリーグ3位の46本塁打を放った2021年以来2年ぶり2度目。2021年はチーム122試合目での到達だったが、今季は110試合目。自己最速の大台到達となった。40発シーズンを2度以上達成したのは、チームではトロイ・グロース(2度)、マイク・トラウト(3度)に次いで史上3人目だ。
6回2死では申告敬遠で勝負を避けられたが、続くクロンの打席で二盗をマーク。クロンの中前打で同点のホームへ滑り込んだ。初回1死の右前打と合わせて、2試合連続、今季33度目のマルチ安打を記録。全4打席出塁となった。
投球では4回4奪三振3安打無失点。「右手と指のけいれん」で緊急降板となり、10勝目と2年連続の2桁勝利&2桁本塁打の偉業はお預けとなった。ワイルドカード進出圏内へは4ゲーム差となった。
(Full-Count編集部)