大谷翔平が生んだ28秒間の沈黙 けいれん直後の40号に地元局唖然「人間ではない」

40号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
40号を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平の40号にエ軍放送局、“沈黙”の後に大盛り上がり

■マリナーズ 5ー3 エンゼルス(日本時間4日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地で行われたマリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場した。8回の第4打席で6試合ぶりとなる40号本塁打を放つとエンゼルスの地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の実況、ウェイン・ランダッゾ氏は本塁打の際に「This is 40!」と絶叫すると、その後は言葉が出ず約28秒間“沈黙”した。

 大谷の40号到達は2021年以来2年ぶり2度目で、両リーグ一番乗り。同局の解説を務める、マーク・グビザ氏は「ショウヘイ・オオタニを現わす言葉が思い浮かびません」と呆然とした。その後は「(6回に)敬遠で出塁して盗塁し、(8回に)ロケットのようなホームランを打ちました。(手と)指のけいれんで4回に降板しましたが、(お構いなしに)ホームランを打ちました。彼は、この惑星の生き物ではありません。これは、公式発表です。ユニコーンです!」と熱弁した。

 さらに、グビザ氏は「彼のやったことは信じられないことです。まだ8月3日(同4日)なのに、もう40号です。スイングを見てください。手をたたんで打ちましたが、彼は手と指をけいれんしているのです。(観客の)リアクションを見てください。彼は人間ではありません」と驚きを隠せなかった。

(Full-Count編集部)

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