決勝ソロのAロッドが田中将大の力投称える 「ダメージを最小限に留めた」

田中の降板目前に19号ソロ、6勝目をプレゼント

 ヤンキースの田中将大投手は17日(日本時間18日)、後半戦初戦の本拠地マリナーズ戦で今季6勝目(3敗)を挙げた。7回を投げ、5安打7奪三振2四球で3失点。3試合連続となるクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)でゲームを作った右腕を、決勝ホームランを放ったアレックス・ロドリゲスが称えている。地元紙「ジャーナル・ニュース」が報じた。

 試合を決めたのは「3番・指名打者」で出場したAロッドだった。3-3で迎えた7回、1死走者なしでベイメルから右中間に19号決勝ソロを放ち、この回限りで降板した田中に今季6勝目をプレゼントした。

 薬物規定違反による1年間の出場停止処分から明けたAロッドは今季、優等生的な言動と全力プレーでヤンキースタジアムの観衆から大歓声を取り戻している。ここまで打率2割8分1厘、52打点。19本塁打は2011年以降で最多となった。14日のMLBオールスター戦で選外になったことが全米でビッグニュースとなるなど、復活のシーズンを送っている。

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