ソフトバンクが水害復興支援の募金呼びかけ ロッテの井口監督らも協力

募金活動を行うロッテ・井口監督(中央)とソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
募金活動を行うロッテ・井口監督(中央)とソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

7月3日からタマスタ筑後でも実施

 ソフトバンクの工藤公康監督や選手が、29日の試合前に平成29年九州北部豪雨災害者支援の募金呼びかけを行った。

 募金の呼びかけにはソフトバンクから工藤監督と選手会長・柳田悠岐ほか5選手が参加。対戦相手のロッテからも井口資仁監督をはじめ5選手が協力して、ファンからの募金を受け取った。

 この日の福岡は早朝から激しい雨が続き、県の中・南部では避難勧告が出されるなど、昨年の災害時を思い起こさせる悪天候。それだけに呼びかける選手にも募金するファンにも、支援に対するより強い気持ちがあったようだ。

 「一番大事なことは風化させない、忘れないということ。僕たちがこういうことを続けることで被災地のことを伝えられたらと思います。今日も本当に多くの方に思い思いの募金をしていただいきました。また、ロッテからも井口監督やたくさんの選手が来てくれて、ファンの方もうれしかったでしょうし、(野球界は)一つだなと感じました」と工藤監督。

 なお、2軍戦が行われるタマスタ筑後でも7月3日からのオリックスとの3連戦で、同様の募金呼びかけを行う。こちらもオリックス2軍監督らが協力する予定になっている。

 さらにソフトバンクは先日の大阪地震についても、福岡ソフトバンクホークス株式会社から50万円、選手会から50万円の合計100万円を義援金として寄付することを決めている。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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