侍U-18に慶応パワー注入 主将が爽やか丸田を“徹底解剖”「どういう意識で」

侍U-18代表・丸田湊斗【写真:荒川祐史】
侍U-18代表・丸田湊斗【写真:荒川祐史】

丸田と同部屋の小林主将、就寝時間は「お互い一緒です」

 高校日本代表「侍ジャパン」は2日、台湾(台北)で行われている「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」でパナマと対戦し、7-0で勝利した。主将を務める小林隼翔内野手(広陵)は「2番・遊撃」でスタメン出場し、4打数4安打4打点の大活躍を見せた。

 今大会期間はチーム宿舎で丸田湊斗外野手(慶応)と同部屋。ともに過ごす時間が長く「次の対戦相手の情報だったりを話していますね。打撃の状態の話もしています。慶応が(甲子園で)今年優勝したので、どういう意識で練習しているのかだったりも聞きますね」と勉強することが多く“ウキウキ”の毎日だ。

 試合後に部屋へ戻ると「丸田の打撃の話も聞いて。自分とはちょっと違う打ち方なんですけど、そういう意識もあるんだなと感じました」と引き出しを増やす。就寝時間は「適当です(笑)。(自分が)寝る時にはお互いが寝ていることが多いので。お互い一緒(ぐらいの時間)です」とはにかんだ。

 2連勝と好発進の今大会は、3日に米国代表と激突する。「150キロのボールも普通に投げていた。食らいついていく打撃が大事になってくる。守備からリズムを作って、ロースコアで勝ち切れるようにやっていければ」。悲願の初優勝へ、颯爽と駆け抜ける。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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