侍U-18、米国との接戦制す 6回途中無失点の前田に馬淵監督「さすがという感じ」

アメリカ戦で指揮を執った侍U-18代表・馬淵史郎監督【写真:荒川祐史】
アメリカ戦で指揮を執った侍U-18代表・馬淵史郎監督【写真:荒川祐史】

打線組み換えに手ごたえ「今日はいけるぞとなった」

 野球日本代表「侍ジャパン」U-18は3日、台湾で行われている「第31回 WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」で米国と対戦し、4-3で勝利した。スーパーラウンド進出に王手となり、馬淵史郎監督は「これからどうやって勝っていくか」と振り返った。

 先発の前田悠伍投手(大阪桐蔭)が、6回途中4安打無失点と好投。打線も、初回に5番・森田大翔(履正社)の2点適時三塁打で先制すると、5回には相手の暴投で、6回は1番・寺地隆成捕手(明徳義塾)の適時二塁打で効果的に得点した。

 馬淵監督は先発・前田について「さすがという感じ。相手に隙を与えない。ランナー1人出しても落ち着いたピッチングでした」と語り、米国打線を抑えた左腕を讃えた。

 3番に緒方漣内野手(横浜)、4番に小林隼翔内野手(広陵)を据えた打線について、初回からチャンスを作り先制したことで「ランナーがたまってよし今日はいけるぞとなった」と、手ごたえを感じていた。

 オープニングラウンド3連勝となり、グループBの首位をキープしている。4日のベネズエラに引き分け以上で、次ラウンドへの進出が決まる。悲願の世界一へ、手綱を緩めない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY