7勝目の藤浪晋太郎は「最優秀投手」 監督激賞「グレートな能力が備わっている」

Rソックス戦に登板したオリオールズ・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】
Rソックス戦に登板したオリオールズ・藤浪晋太郎【写真:Getty Images】

1回2/3を無安打無失点1奪三振の完璧救援で7勝目を挙げた

■オリオールズ 13ー12 Rソックス(日本時間10日・ボストン)

 オリオールズの藤浪晋太郎投手が9日(日本時間10日)、敵地で行われたレッドソックス戦で今季7勝目を挙げた。1回2/3を無安打無失点1奪三振の完璧救援。ブランドン・ハイド監督は「フジは今日の試合の最優秀投手だ。間違いなく素晴らしかった。彼は少し勢いに乗っている。我々はそれが見られてうれしい。彼にはグレートな能力が備わっている」と激賞した。

 藤浪は7-6の5回1死一、二塁のピンチに3番手で登板。最初の打者となったウォンの打席で重盗を決められ二、三塁とされるも、ウォンは浅い右飛でタッチアップを許さず。ベルドゥーゴは二ゴロで、一塁ベースカバーで転倒するもアウトのコールにグラブを叩いた。このプレーについて指揮官は「信じられないほど運動能力のあるプレーだった」と驚きを隠せなかった。

 さらにイニング跨ぎとなった6回は、デバースとターナーをいずれも三ゴロ。最後はカサズを100.5マイル(約161.7キロ)の速球で空振り三振に仕留め、3者凡退で切り抜けた。これで11試合四球がなく、9月はいまだ自責点ゼロで、防御率は7.15。チームに7連勝を呼び込んだ。

(Full-Count編集部)

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