千賀滉大、12勝目の権利手に降板　6回2失点、8戦連続QS達成…200Kあと6＆規定目前

2回以外は先頭打者の出塁を許すも粘りの投球で6回7安打2失点3K

■マーリンズ ー メッツ（日本時間21日・マイアミ）

　メッツの千賀滉大投手が20日（日本時間21日）、敵地で行われたマーリンズ戦に先発。6回100球を投げ7安打2失点で、今季12勝目の権利を手に降板した。8試合連続クオリティスタート（QS＝6回自責点3以下）で防御率は2.96となった。

　初回に先頭に四球を与えるも後続を断って無失点で切り抜けると、すぐに味方の援護点が待っていた。4回にはハンプソンの中犠飛で1失点。5回は無死から連打を浴びるも、味方の好守もあり本塁を踏ませなかった。6回に先頭のベルに左中間ソロを浴びた。2回以外は先頭の出塁を許す苦しい投球も、何とか粘った。

　この日は3奪三振で、シーズン194奪三振。野茂英雄、松坂大輔、ダルビッシュ有に続くメジャー1年目での200奪三振は、次回以降にお預けとなった。またシーズン規定投球回も残り2/3イニングとなった。

　千賀は前回先発した14日（同15日）のダイヤモンドバックス戦で、6回2安打無失点10奪三振の快投で11勝目をマーク。新人王に向けても猛アピールしている。