エ軍マイナーで防御率10点台、35歳右腕は2度の“屈辱”… DeNA元助っ人の現在地

アスレチックスのスペンサー・パットン(左)と西武のブルックス・クリスキー【写真:ロイター、小林靖】
アスレチックスのスペンサー・パットン(左)と西武のブルックス・クリスキー【写真:ロイター、小林靖】

ロメロはエ軍マイナーで防御率10.13、クリスキーは西武で守護神を務める

 かつてDeNAでプレーした助っ人投手が今季、様々な表情を見せている。メジャー傘下マイナーで防御率10点台と苦しむ右腕や、NPBの別の球団で守護神に成り上がった投手も。今季の成績を検証する。

 昨年まで2年間DeNAに在籍し、通算11勝を挙げたフェルナンド・ロメロ投手は米マイナーで苦闘している。エンゼルスとマイナー契約を結ぶも4試合で0勝1敗、防御率10.13。8月上旬に負傷者リスト入りした。

 昨年DeNAで18試合に登板したブルックス・クリスキー投手は今季、ロイヤルズとマイナー契約。6月18日にメジャー昇格し、4登板で0勝0敗、防御率4.05の成績を残した。そして、7月下旬に西武と契約した。

 8月23日に1軍登録され、24日現在で12試合に登板して0勝0敗1ホールド、6セーブ、防御率2.25をマーク。守護神として活躍している。

 また、2017年から2020年までDeNAに在籍したスペンサー・パットン投手は2021年にはレンジャーズでメジャー復帰。35歳で迎えた今季はアスレチックスで5月にDFA(事実上の戦力外)になった後、8月に再びメジャー契約も12登板で0勝0敗、防御率5.11で、今月6日(日本時間7日)に2度目のDFAとなった。マイナーでは44登板で4勝2敗、防御率4.66をマークしている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY