源田も“職人”も超えNPB随一の遊撃手に 失策減で際立つ「9.9」…GG賞へ近付く22歳

ヤクルト・長岡秀樹【写真:矢口亨】
ヤクルト・長岡秀樹【写真:矢口亨】

燕・長岡のUZRは9.9…中日・龍空の9.8、西武・源田の7.5を上回る

 ヤクルトの4年目22歳、長岡秀樹内野手が遊撃手の守備指標で12球団トップに浮上した。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、守備全般での貢献を示すUZR(Ultimate Zone Rating)の指標は9.9。龍空内野手(中日)の9.8を上回った。(成績、指標は27日終了時点)。

 長岡は八千代松陰高から2019年ドラフト5位でヤクルトに入団。昨季遊撃の定位置を獲得し、139試合に出場。チームの2連覇に貢献し、ゴールデングラブ賞を受賞した。UZRでもリーグトップの11.3を記録していた。

 今季は龍空が台頭し、遊撃手部門のUZRでトップに立っていた。だが、今月に入って中日はオルランド・カリステ内野手が遊撃を務め、龍空は二塁に回っている。そうしたことも影響し、入れ替わる形になった。

 長岡の守備力は安定感が高まった印象だ。昨年13だった失策数は7に減少。守備率.988はリーグトップトップの数字になっている。UZRの要素の中では、失策抑止による貢献「ErrR」でリーグ1位の数値を記録している。

 昨年までゴールデングラブ賞を5年連続で受賞している源田のUZRは7.5(昨年は14.4)。怪我で約2か月間欠場した影響もあるが、球界最高の名手を指標で超えていることは自信にもなるだろう。

 打撃では規定打席に達した選手では、リーグで最も低い打率.224。苦しみながらも1年間を全うしようとしている。その先に2年連続ゴールデングラブ賞が見えてきた。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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