ド軍の展望を語るはずが…大谷翔平が話題独占 浮き彫りになる存在感「今後現れない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

マクドナルド記者「DHタイプの選手は今オフ辛抱強くないといけない」

 FAとなるエンゼルスの大谷翔平投手の去就は、いたるところで話題の中心となっている。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が、ドジャースのオフの展望を語るチャットを開催。同じくFAを迎える投打の主力、クレイトン・カーショーとJD・マルティネスについて語られるかと思いきや、ほとんどの会話は大谷についてとなった。

 同サイトのダラッグ・マクドナルド記者が「ドジャースはぜいたく税の課税ラインに近づくまでに、まだ1億ドル(約150億円)近く費やすことができる。オオタニを獲得すれば半分近く消えるかもしれないけど、他に投手を獲得することもできる」として、ファンとカーショー放出論について話し合った。

 あるファンが「ドジャースとオオタニの交渉が終わるまで、JD・マルティネスは待つことになる?」と聞くと、マクドナルド記者は「ああ。DHタイプの選手は今オフ辛抱強くないといけない。多くのチームが『オオタニを獲得できるかによる』と答えるからだ」と応じた。

 またトライネンの去就について、ファンが「ドジャースが最有力候補ですか?」「彼は来シーズン投げられないけど、ドジャースは先発投手よりオオタニを優先させると思いますか?」と質問が殺到。

 マクドナルド記者は「オオタニは一生に一度の存在ではない。彼のような選手はいまだかつていなかったし、今後も現れないかもしれない。彼と契約できれば、ロースターに関する短期的な疑問はどうにでもなる」と分析した。その後も、大谷の話題で持ち切り。いかにその存在が大きいかを示す結果となった。

(Full-Count編集部)

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