中日、監督&ヘッドに“PLコンビ” 鷹もコーチ刷新、未発表は3球団…31日の組閣

中日・立浪和義監督(左)と片岡篤史新ヘッドコーチ【写真:小林靖、小西亮】
中日・立浪和義監督(左)と片岡篤史新ヘッドコーチ【写真:小林靖、小西亮】

中日は今季2軍監督を務めた片岡篤史氏がヘッドコーチに配置転換となった

 31日のプロ野球界では、ソフトバンクと中日が来季のコーチングスタッフを発表した。ソフトバンクは奈良原浩氏の1軍ヘッドコーチ、倉野信次氏、牧田和久氏、川越英隆氏が投手コーチに新任。中日は今季2軍監督を務めた片岡篤史氏がヘッドコーチに配置転換となり、PL学園高時代に同級生だった立浪和義監督の3年目を支えていく。

 ソフトバンクの小久保裕紀新監督と同じ青学大出身の奈良原氏は今季、楽天の育成総合コーチを務めていた。倉野氏は2009年から2021年まで投手コーチ。2023年はレンジャーズで指導を行い、復帰することになる。サブマリン投法で活躍した牧田氏は昨季限りで現役引退。指導者としてのキャリアを開始する。川越氏は現役引退後、2012年から2022年までロッテで投手コーチを務めていた。

 中日は片岡がヘッドコーチとなり、2軍監督には球団OBの井上一樹氏が入閣する。1軍投手コーチに山井大介氏が昇格し、今季限りで現役引退した堂上直倫氏は1軍内野守備走塁コーチ、福田永将氏は2軍打撃コーチ、大野奨太氏は2軍捕手コーチを務めることになった。今季ヘッドコーチ兼投手コーチを務めた落合英二氏は、投手兼育成コーチに配置転換となった。

 また、日本ハムは島崎毅ファーム投手コーチ、渡辺浩司ファーム打撃コーチ、山中潔ファームバッテリーコーチが契約満了に伴い退任することが決まったと発表した。ここまで8球団が来季のコーチングスタッフを発表しており、残るは日本シリーズを戦っているオリックスと阪神、ロッテ、広島という状況になっている。

(Full-Count編集部)

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