ラミレス氏&ダンディ坂野さん「ゲッツ」奇跡の共演 殿堂入り祝う会にサプライズ登場

野球殿堂入りを祝う会で「ゲッツ」をするアレックス・ラミレス氏【写真:町田利衣】
野球殿堂入りを祝う会で「ゲッツ」をするアレックス・ラミレス氏【写真:町田利衣】

外国人初快挙で周囲に感謝「NPBで2000本打ちたいと強く思っていました」

 ヤクルト、巨人、DeNAで活躍し、外国人初のNPB通算2000安打を達成したアレックス・ラミレス氏の野球殿堂入りを祝う会が7日、横浜市内のホテルで開催された。山本浩二氏、中畑清氏、原辰徳氏、古田敦也氏ら約300人が参加した。サプライズゲストにダンディ坂野さんが登場し、「ゲッツ」の共演を果たした。

 袴姿で登場したラミレス氏は「今日ここに立てていることを本当にうれしく思います。13年やって2000安打を打つことができました。NPBで2000本を打ちたいと強く思っていました。スワローズ、ジャイアンツ、ベイスターズの皆様に感謝申し上げたい」とお礼の言葉を述べた。

 式の途中では「ゲッツ」でお馴染みのダンディ坂野さんが登場し「ラミちゃんに一言いいたいことがある。我が物顔で『ゲッツ』やってますけど、私のなんですよ」と物申す場面も。ラミレス氏は「ゲッツだけは特別なもの」と話して、2人で笑顔でポーズを決めた。

 ラミレス氏は2001年にヤクルト入りし、来日1年目で29本塁打をマーク。2007年にはシーズン200安打を達成するなどチームの主砲として君臨した。2008年から巨人に移籍し、2012年にDeNA入り。2013年に悲願のNPB通算2000安打を達成した。現役を引退後は、2016年から5シーズンに渡ってDeNAの監督を務め、2019年には球団初の2位とチームを引き上げた。

「ゲッツ」を披露するダンディ坂野さん(左)とアレックス・ラミレス氏(右)【写真:町田利衣】
「ゲッツ」を披露するダンディ坂野さん(左)とアレックス・ラミレス氏(右)【写真:町田利衣】

 4度の打点王、3度の最多安打、2度の本塁打王、1度の首位打者を誇る“最強助っ人”。さらに「ラミちゃんぺ」「ゲッツ」など陽気なパフォーマンスでも愛された。そんな人柄を象徴するように、現役選手も巨人の長野久義外野手、坂本勇人内野手、DeNAの宮崎敏郎内野手、佐野恵太内野手ら多くの参加者が駆け付けた。

【実際の様子】奇跡のコラボ実現! 「ゲッツ」ポーズを決めるラミレス氏&ダンディ坂野

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