DeNA・東克樹が「JERAセ・リーグAWARD」年間大賞 特別賞には阪神・坂本誠志郎

DeNA・東克樹【写真:矢口亨】
DeNA・東克樹【写真:矢口亨】

レジェンド6人による投票の結果、最多の5票を集めた東が年間大賞に

 今季から新設されたリーグ公式表彰「月間JERAセ・リーグAWARD」の年間大賞が13日、発表された。リーグ初の公式配信番組「JERAセ・リーグ レジェンドLIVE」内で6球団のレジェンドOBによる選考が行われ、DeNA・東克樹投手が受賞した。

 年間大賞の候補は、東の他にヤクルト・村上宗隆内野手、阪神・佐藤輝明内野手、巨人・山崎伊織投手、広島・床田寛樹投手、中日の細川成也外野手がノミネートされていた。

 東は今季、24試合で16勝3敗、防御率1.98の好成績を記録。最多勝と最高勝率(.842)の2冠に輝いていた。レジェンド6人の投票のうち、5票を獲得する高評価だった。球団OBの佐々木主浩氏も「1人で貯金を『13』作っている。DeNAの成績(3位)は東の働きが大きかった」と左腕の奮闘を讃えた。

 また、今回はレジェンドが推薦した特別に讃えたい監督・コーチ、選手の中から、特別賞も選定された。宮本慎也氏は阪神・坂本誠志郎捕手、佐々木氏は阪神・岡田彰布監督、鳥谷敬氏が広島・新井貴浩監督、高橋由伸氏は阪神・村上頌樹投手、前田智徳氏はDeNAのトレバー・バウアー投手、川上憲伸氏は中日・柳裕也投手を推薦。審査の結果、坂本に特別賞が贈られた。

「月間JERAセ・リーグAWARD」は、JERA セ・リーグ公式戦全375試合(日本生命セ・パ交流戦を除く)で、公式記録員が勝利に最も貢献した選手を独自の視点でノミネート。月間単位でチーム別に集計を行い、最多回数の選手をチーム代表選手として選出する。

「JERAセ・リーグレジェンドLIVE」で、レジェンドOB6人によって月間大賞選手が選ばれる。3・4月度は阪神・村上頌樹投手、5月度は中日・細川成也外野手、6・7月度は広島・森下暢仁投手、8月度は巨人・岡本和真内野手、9・10月は阪神・佐藤輝明内野手が受賞。今回は1年の総括として年間大賞を決定した。

選考を行う6球団のレジェンドOBは以下の通り(敬称略)
・ヤクルト 宮本慎也
・DeNA 佐々木主浩
・阪神 鳥谷敬
・巨人 高橋由伸
・広島 前田智徳
・中日 川上憲伸

(Full-Count編集部)

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