“ジャッジ以下”は「あってはならない」 大谷翔平の揺るがぬ価値…超巨額契約の行方

エンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスからFAとなった大谷翔平【写真:ロイター】

GMを務めた経験もあるデュケット氏が大谷の契約を予想

 エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手の契約では、どれほどの大金が動くのか。過去にメッツ、オリオールズでGMを務めたジム・デュケット氏が、ニューヨーク放送局「SNY」の番組内で予想した。

 二刀流でトップクラスの成績を残してきただけに、同氏は野手と投手で過去の契約例から金額を予想。野手としてはジャッジ(ヤンキース)が結んだ9年3億6000万ドル(約538億円)の契約と比較し、「オオタニは2度のMVPを獲得している。彼がジャッジより少ない契約であってはならない。ジャッジはライトを守るが、オオタニが投手でなければ、守備に就くだろう。なので、3億6000万ドル(約538億円)級の契約から、(交渉を)始めないといけないね。代理人は(ジャッジの契約より)下回ることは認めないだろう」と話した。

 投手については、大谷より1歳年上で、今オフにFAとなってフィリーズと7年1億7200万ドル(約257億円)で再契約したノラの契約を挙げた。大谷は怪我の影響で来季は投手として投げられないことから、ノラの契約から1年減らし、「年俸は2450万ドル(約36億7000万円)の6年契約(1億4700万ドル=約220億円)からスタートすると予想している。それ以上(の年俸)を提示するチームも出てくるだろう」と語った。

 同氏の予想を合算すると、最低でも5億700万ドル(約759億円)となる。二刀流のスーパースターは一体いくらの金額で合意するのか、熱い視線が注がれている。

(Full-Count編集部)

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