イチロー氏と“1割打者”が互角の評価 衝撃の珍現象に米爆笑「ロマンティック」

フィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】
フィリーズのカイル・シュワーバー【写真:ロイター】

打率.351だった2007年のイチロー氏と今季のシュワーバーのOPS+は同数値だった

 フィリーズのカイル・シュワーバー外野手は今季、打率.197、47本塁打、104打点をマーク。打率1割台&40本塁打は史上初の珍事だったが、打率.351をマークしたイチロー氏の2007年とOPS+の数値が同じだったという。

 OPS+とはリーグ平均からの傑出度を測る指標で、球場の違いによる補正も行う。100が平均的な打者となる。米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」の公式X(旧ツイッター)によると、2007年のイチロー氏は打率.351でOPS+は122。この年のイチロー氏は球宴に出場し、リーグ最多238安打。ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞を受賞した。

 今季のシュワーバーは115安打。イチロー氏とは123本の差がある。三振数もイチロー氏が77で、シュワーバーは215。大きな開きがあるが、OPS+は変わらないという“珍現象”が起きている。

 ファンもこれに反応。「OPS+が無意味な統計だと証明された」「シュワーバーは悪い選手ではないけど、イチローには及ばない」「イチローの方が欲しい」「笑える」「野球はロマンティック」「出塁率と長打率が原因だ」「打率は時代遅れの統計」とコメントが並んだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY