オリにまた逸材か…“山本由伸似”の19歳右腕が躍動　台湾でトップ「0.82」

オリックスの19歳、日高暖己がウインターリーグで好投中

　台湾で行われているウインターリーグで、オリックスの19歳・日高暖己投手が好投を見せている。ここまで2試合に先発して計11イニングを投げ、防御率は0.82でリーグトップタイだ。

　宮崎の富島高では3年夏に甲子園に出場し、同年のドラフト5位で入団。1年目のシーズンを終えて1軍登板はなかったが、2軍では12試合（1先発）に登板。1勝1敗、防御率3.15だった。山本由伸投手を手本としたフォームから、150キロに迫るボールを投じる。

　ウインターリーグではCPBL選抜戦で5回1失点（自責0）、日本の社会人選抜との試合では6回を投げて2失点（自責1）だった。ともに負け投手にはなってしまったものの、2試合を通して四球は1つだけと、安定感を見せている。防御率ランキングでは、直江大輔投手と並んでリーグトップとなっている。

　山下舜平大投手をはじめ、若手投手が続々と頭角を現すオリックス。日高と同期入団の齋藤響介投手は1軍デビューを果たすなど、まだまだ逸材たちが控えている。