大谷翔平が起こす“地殻変動” ド軍が球界No.1へ…33発男も補えない「1.066」

大谷翔平【写真:ロイター】
大谷翔平【写真:ロイター】

今季のドジャースのDHは33本塁打を放ったJD・マルティネス

 ドジャースは今季、チームOPSはMLB2位の.795、得点数も同2位の906を記録した。来季は、2023年のア・リーグ本塁打王、MVPを獲得した大谷翔平投手が加わり、打線のさらなる破壊力アップが期待される。

 今季のドジャースは、DHのOPSがMLB4位となる「.861」だった。主にJD・マルティネス外野手が務め、打率.271、33本塁打、103打点、OPS.893の成績をマークした。しかし、チームは大谷を獲得するとあって、1年でマルティネスを放出。来季は、このポジジョンに打率.304、44本塁打、OPS1.066を記録した大谷が入ることになる。

 シルバースラッガー賞3度を誇るマルティネスも、流石のパフォーマンスで好成績を残したが“全盛期”の大谷には叶わない。今季は大谷の活躍で、エンゼルスのDHのOPSは「.995」でMLBトップに君臨。ドジャースは今季も球界屈指の強力打線を形成したが、来季はまたとない強打者が加わり、DH枠の攻撃力をさらにアップさせる。

 マルティネスは今季3番~5番を務めたが、来季は大谷が2番に座ることが濃厚。1番にはムーキー・ベッツ外野手、3番にはフレディ・フリーマン内野手のMVPトリオが上位を担う。相手投手からすれば、恐怖以外の何者でもない。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY