1年で衝撃の857%増、5年目で3億円突破 日本一で大幅昇給続々…虎の夢ある“暖冬”

阪神・森下翔太、村上頌樹、佐藤輝明(左から)【写真:荒川祐史】
阪神・森下翔太、村上頌樹、佐藤輝明(左から)【写真:荒川祐史】

最優秀防御率&MVPと大ブレークの村上は年俸700万円→6700万円

 18年ぶりのリーグ優勝、さらには38年ぶりの日本一を成し遂げた阪神は、大幅昇給者が続出している。成績が直接、給料に反映される世界。厳しい一方で、一気に跳ね上がる夢もある。(金額は全て推定)

 3年目にして大ブレークを遂げた村上頌樹投手は、6000万円増の年俸6700万円。10勝を挙げて最優秀防御率のタイトルを獲得し、セ・リーグMVPに輝いた。その躍動ぶりは、857%増という昇給率に表れた。

 大山悠輔内野手は、1億55000万円増の年俸2億8000万円を勝ち取った。全143試合で4番を務めて打線を牽引した。リードオフマンの近本光司外野手も、1億5000万円増の年俸3億2000万円でサイン。3年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど攻守でチームを支え、来季5年目シーズンでの3億円到達となった。

 3年連続20本塁打以上を放った佐藤輝明内野手は、6500万円増の年俸1億55000万円で契約を更改。こちらは3年目を終えて“大台”を突破した。木浪聖也内野手は、遊撃のベストナインとゴールデングラブ賞に輝き、5000万円増の年俸7100万円となった。

 2022年ドラフト1位の森下翔太外野手は、2200万円増の年俸3800万円でサインした。94試合の出場で打率.237、10本塁打をマークして主軸に定着し、優勝のピースとなった。ほかにも自己最多の8勝を挙げた才木浩人投手は3100万円増の年俸5000万円、50試合に登板した加治屋蓮投手は倍増の年俸6000万円など大幅昇給が続々の“暖冬”となった。

(Full-Count編集部)

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