山本由伸は「大谷の陰に隠れる」 吠える“ご意見番”…ド軍との契約は「価値を下げる」

山本由伸【写真:荒川祐史】
山本由伸【写真:荒川祐史】

米司会者、ドジャースが世界一になれば「(立役者は)オオタニ全て」

 山本由伸投手が大谷翔平投手とチームメートになることに、米メディアが疑問を呈している。山本は21日(日本時間22日)にドジャースとの契約に合意したと報じられたが、米メディア「FOXスポーツ・ラジオ」の司会者ロブ・パーカー氏は「彼はドジャースと契約することで間違いを犯した」と厳しい口調で話した。

 山本はオリックスで3年連続沢村賞とMVPを獲得し、チームのリーグ3連覇に貢献した。米複数メディアによると、ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約463億円)で契約に合意。これは2019年にヤンキースがゲリット・コール投手と結んだ9年3億2400万ドル(約462億円)を抜いて、二刀流の大谷を除いて投手史上最高額となった。

 同ラジオでパーカー氏は山本のNPBでの功績を称えながら「私はヤマモトに怒っている」と持論を展開。「彼は自分自身の力だけで日本でスター選手になった。彼は本物だ。信じられない選手だ。しかしオオタニと手を組む(同僚になる)ことで、彼は自身の価値を下げている。自分自身の伝説的なステータスというものをね」と話した。

 同氏は続けて「ヤマモトは(ドジャースと契約したことで)オオタニの陰に隠れる。そんなことをする必要があったとは私は思わない。彼はドジャースと契約することで間違いを犯した」と懐疑的な見方をした。

 一方で、もう1人の司会者クリス・ブラウザード氏はパーカー氏の意見に真っ向から対立。「このチーム(ドジャース)は野球がまさに必要としている存在になる可能性がある。チームメートが誰であれ、自分の実力にあった投球ができる。彼は正しいことをしたと思う」と山本の選択に納得していた。

(Full-Count編集部)

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