ドジャース、基準額超過でぜいたく税28億円　大谷加入で来季どうなる…1位は過去最高額

今季は史上最多の8球団が対象…1位のメッツは約143億円の“罰金”

　MLBは23日（日本時間24日）、2023年シーズンのぜいたく税を確定させた。課税ラインを超過したのは過去最多の8球団で、課税総額はやはり過去最高の2億980万ドル(約299億円）に達する。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えた。

　超過した球団はメッツ、パドレス、ヤンキース、ドジャース、フィリーズ、ブルージェイズ、ブレーブス、レンジャース。メッツの支払額は過去最高の1億78万1932ドル（約143億円）で、ドジャースは4番目で1940万ドル（約27億6200万円）となっている。
　
　ぜいたく税は毎年の40人枠の平均年俸で計算される。後払いによって、削減することができる。今オフに大谷翔平投手はドジャースと7億ドル（約996億円）で契約したが、そのうち6億8000万ドル（約970億円）が後払い。ぜいたく税は毎年おおよそ4600万ドル（約65億円4800万円）で計算される。

　ドジャースは他にもレイズから移籍したタイラー・グラスノー投手と5年総額1億3500万ドル（約192億円）で契約し、山本由伸投手とは12年総額3億2500万ドル（約463億円）で契約合意したと報じられるなど大型補強を敢行している。来季のぜいたく税の課税ラインは2億3700万ドル（約338億円）で確定している。

（Full-Count編集部）