200勝まであと3勝の36歳 年男がタイトル席巻も…辰年生まれのパ・リーグ選手

楽天・田中将大、日本ハム・万波中正、ソフトバンク・柳田悠岐(左から)【写真:荒川祐史】
楽天・田中将大、日本ハム・万波中正、ソフトバンク・柳田悠岐(左から)【写真:荒川祐史】

2000年生まれの万波中正、1988年生まれの柳田悠岐、田中将大らが年男

 2024年の干支は「辰」。今年、年男を迎えたパ・リーグ6球団の主な支配下選手を紹介する。2000年(平成12年)生まれ、“ハンカチ世代”とも呼ばれた1988年(昭和63年)生まれには、注目の選手たちが目白押しだ。

 2000年生まれの注目は、日本ハムの万波中正外野手。昨季はプロ入り最多25本塁打を放ち、ゴールデングラブ賞とベストナインを初受賞するなど、走攻守で急成長の1年だった。1本差で逃したホームラン王のタイトルを今年こそ獲得なるか、必見だ。

 昨年大卒で入団し、今年プロ2年目のシーズンを迎える選手も多くいる。日本ハムの金村尚真投手、楽天の荘司康誠投手、オリックスの曽谷龍平投手は開幕から先発ローテーション入り、そして2桁勝利にも期待。西武の蛭間拓哉外野手やソフトバンクの生海外野手は1軍定着へ、大事な1年になりそうだ。

 2024年に36歳を迎える1988年生まれもそうそうたるメンバー。昨年、最多安打を獲得したソフトバンクの柳田悠岐外野手は、同2位の85打点、同3位の打率.299と衰え知らず。2024年もベテランの概念を壊す、パワフルなプレーを見せてくれるだろう。西武の増田達至投手は通算200セーブまであと6とし、楽天の田中将大投手はあと3勝で日米通算200勝に到達する。

 続いて、過去の辰年でのリーグ優勝、日本一もチェックする。東京五輪が開催された1964年は、日本シリーズで南海対阪神による関西対決が実現。「ON対決」で注目を集めた2000年の巨人対ダイエーも辰年に開催された日本シリーズだった。昭和の辰年はパ・リーグ球団が3度日本一に輝いたが、2000年以降は巨人の連続日本一となっている。

【表】年男は活躍の予感… パ・リーグの辰年生まれの選手一覧

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