日本は「人を称える文化のある国」　今永昇太の気遣い…世界一OBが感動「特別なこと」

今永の18番はゾブリスト氏がつけていた「とてもクールなことだ」

　カブスと4年契約を結んだ今永昇太投手について、カブスOBのベン・ゾブリスト氏が背番号「18」になった左腕の裏話を明かした。「CHGO Cubs」など複数の地元メディアが13日（日本時間14日）に伝えた。

　ゾブリストは2016年のカブスのワールドシリーズ制覇に貢献。メジャーデビューしたデビルレイズ（現レイズ）時代から18番をつけてきた。今永は12日（同13日）の入団会見でワールドシリーズMVPになったゾブリストのような活躍をしたいと発言。ゾブリストは「とてもクールなことだ。彼は、私を称えてくれた。彼は、人を称える文化のある国（日本）から来た人だから、特別なことだ」と感激した。

　所属の代理人事務所は今永と同じオクタゴン社だった。「同じ代理人だから、その経由で連絡をくれた。連絡の必要なんてないのに。事前に伝えて、私がどう思うか確認したかったそうだ。アメージングなことだと思ったよ。光栄に思うよ」と律儀な今永に驚きを隠そうとしなかった。