大谷翔平の決断に怒り「気を悪くした」　由伸にもフラれ…敵軍エースがド軍に“敵意”

ジャイアンツ右腕が大谷に“恨み節”…ド軍には「行かないでほしかった」

　ドジャースの大型補強に、ジャイアンツの右腕ローガン・ウェブ投手が噛みついた。同じ地区のライバル球団が大谷翔平投手、山本由伸投手ら、今オフのFA市場で注目された選手を次々と獲得したことに「私たちが獲得できると期待していた。せめてあそこに行かないでほしかった」などとまくしたてた。

　昨年まで3年連続2桁勝利を挙げている27歳右腕は、サンフランシスコのラジオ局「KNBR」の番組に出演。司会者に「私たちはドジャースが嫌いです。彼らはオオタニとヤマモトを補強しました。ムカついていますか？　闘争心が燃えていますか？　イライラしていますか？　どの表現が一番しっくりきますか？」と問われると、持論を展開した。

　2人がドジャースと契約したことを聞いて「気を悪くした。彼らと対戦したくないからね。ドジャースとジャイアンツは仲が悪いことは知っていた。ジャイアンツには2014年に入団したから、今年で10年目だ。言葉で表現しにくいけど、馬が合わないんだ。それで、（今回の出来事が）加わった」と語った。

　さらにボルテージは上がる。「私たちが獲得できると期待していた。エンゼルス以外と契約するなら、せめてあそこ（ドジャース）に行かないでほしかった。タフだったよ。私も他の選手もファンも気に入らなかった」とぶちまけた上で、「でも切り替えないといけない。もうこの話題は終わりにして、彼らを打ち破れるようプレーすることに集中しないといけない」とも述べた。

　今オフのドジャースは大谷、山本の他にも剛腕タイラー・グラスノー投手、通算159本塁打のテオスカー・ヘルナンデス外野手ら総額12億2600万ドル（約1804億4300万円）とも言われる大補強を敢行した。最大のライバルはシーズンで意地を見せられるだろうか。