大谷翔平&山本由伸が残す“財産” ド軍が見据える日本市場「将来的に役立つ」

ドジャース・山本由伸(左)と大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・山本由伸(左)と大谷翔平【写真:ロイター】

ド軍GMが語る…大谷&由伸獲得は「間違いなく若い世代に効果がある」

 ドジャースはこのオフに大谷翔平投手と10年7億ドル(約1037億円)、山本由伸投手と12年3億2500万ドル(約481億円)で契約を結んだ。日本選手を2人獲得したことに、ブランドン・ゴームズGMは日本の野球少年少女に大きな影響を与えるとし、「将来的に役立つ可能性はある」と述べている。

 ゴームズ氏は、米ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン記者と同紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏が司会を務めるポッドキャスト番組「ザ・ショー」に出演。シャーマン氏に、日本のスーパースター2選手と契約したことにより、他の日本選手を獲得しやすくなったか問われた。シャーマン氏は具体的にロッテ・佐々木朗希投手の名前を挙げている。

 これに対してゴームズ氏は「役立つと言えるだろう」と回答。さらに「どれくらい役立つかはわからない。なぜならFAになる選手によって、優先順位や望んでいることが違うからだ」とした上で「間違いなく若い世代には効果があるだろう。(今後)多くの日本の野球少年少女がドジャースの試合を見ることになると思うし、彼らがドジャースの帽子も被ってくれると思う。それが、私たちの望みだ。そうなれば、将来的に役立つ可能性はある」と続けた。

 一方で「でも、直近に効果があると聞かれれば、わからないね」とも。佐々木朗に関しては回答を避け、長期的な観点で効果があると述べている。

(Full-Count編集部)

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