4年で30億円減…急落する年俸と「5.23」 色褪せた球威、田中将大の“復活の行方”

楽天・田中将大【写真:矢口亨】
楽天・田中将大【写真:矢口亨】

2億1500万円減の年俸2億6000万円プラス出来高払いの単年契約を結んだ

 楽天の田中将大投手が21日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、2億1500万円減の年俸2億6000万円プラス出来高払いの単年契約を結んだ。野球協約の減額制限(1億円超は40%)を超える約45%ダウン。昨季は24試合に先発して7勝11敗、防御率4.91と自己ワーストの成績に終わり、今季は復活を目指す。(金額はすべて推定)

 ヤンキース時代の2019年には2200万ドル(約32億5900万円)、楽天に復帰した2021年も9億円と、NPBにしては異例の高額年俸で契約を結んでいた。しかし、昨オフに4億2500万円減の4億7500万円で更改。2年連続で減額制限を超え、2年前と比べると約70%ダウンとなった。さらに4年前と比べると30億円減となる。

 では、全盛期と比べると投球内容はどう変わっているのだろうか。特に気になるのは、奪三振率の低下だ。球威で圧倒するタイプではないものの、メジャー7年間でも8.46と低くない水準を保ってきた。しかし、楽天復帰後は7.28→6.96→5.23と急落。昨季は自己ワーストだった。35歳となり球威の衰えはあるだろうが、投球スタイルを変えて生き残るのか。真価の試される1年になる。

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