大谷翔平獲得に貢献も…元エ軍GMがMLBから処分 負傷者リスト不正利用の疑いで

エンゼルス時代の大谷翔平(左)とビリー・エプラー元GM【写真:Getty Images】
エンゼルス時代の大谷翔平(左)とビリー・エプラー元GM【写真:Getty Images】

メッツGM時代の2022年、2023年に負傷者リストを不正利用した疑い

 メジャーリーグ機構(MLB)は9日(日本時間10日)、負傷者リストを不正に利用した疑いで昨季までメッツのGMを務めたビリー・エプラー氏の処分を発表。2024年のワールドシリーズ終了後まで不適格者リスト入りすることが決定した。

 エプラー氏はヤンキースGM時代に現楽天の田中将大投手を獲得。2015年からエンゼルスのGMを務め、2017年オフには現ドジャース・大谷翔平投手の獲得にも貢献した。2021年にメッツのGMに就任したが、2023年オフに電撃辞任していた。

 MLBは2022年と2023年シーズン中にエプラー氏が負傷を意図的に捏造し、不正に負傷者リストを利用したと声明を出した。同氏の独断によるもので、球団オーナーや他の関係者の関与はなかったと結論付けた。エプラー氏は調査に全面的に協力していた。

(Full-Count編集部)

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