パドレス松井裕樹、英語&スペイン語で100秒の自己紹介「Yukiと呼んで」

会見に応じるパドレス松井裕樹【写真:編集部】
会見に応じるパドレス松井裕樹【写真:編集部】

家庭教師をつけて勉強中…ダルビッシュにも感謝「言葉では表せないくらい」

 パドレスの松井裕樹投手が11日(日本時間12日)、米アリゾナ州ピオリアでメジャー1年目のキャンプインを迎えた。練習前には報道陣の取材対応。英語、スペイン語で自己紹介をした。「ユウキ、マッツ、マッチャンと呼んで」と呼びかけた。

 28歳の松井は2013年ドラフト1位で楽天入り。3度の最多セーブのタイトルを獲得するなど通算236セーブを挙げた。昨年11月上旬にメジャー移籍を目指し、昨季中に取得した海外FA権を行使。12月下旬にパドレスと5年契約を結んだことが正式発表されていた。

 英語は家庭教師をつけて勉強中だという。サンディエゴというのもあり「メキシコも近いのでスパニッシュをちょっと出して」と理由を説明した。「緊張しました」と苦笑いした。

 前日10日(同11日)にはブルペン入り。「サンディエゴにちょっといてからこっちいたんですけど。寒かったりがあった。もう一度、自分の投球の強度を出していって、あと一回ブルペンに入って、2回ライブBPがあって、バッターにしっかり投げていける準備をしていきたいです」と意気込んだ。

 今季からダルビッシュ有投手とチームメートになる。「サンディエゴからよくしていただいて。言葉では表せないくらいの存在の大きさですし」と感謝した。また、他の選手ともコミュニケーションもとれている。「スティーブン(・ウィルソン投手)とはロッカーが隣で。ストレートがホップするという似た性質も持っているので。変化についてお話をして。ミニキャンプも皆よくしていただいた」と明かす。

 日本選手は大塚晶文、井口資仁、牧田和久、ダルビッシュに次いで5人目となる。また、10年総額7億ドル(約996億円)でドジャース入りした大谷翔平投手とは同地区のライバルに。韓国・ソウルで行われる3月20日のパドレスとの開幕戦で対戦する可能性もある。

(Full-Count編集部)

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