オリ剛腕が“ド軍山本”よりも気になった人物 羨むグータッチ…尊敬する21番への思い

オリックス・山崎颯一郎【写真:小林靖】
オリックス・山崎颯一郎【写真:小林靖】

オリックス・山崎颯一郎「目指してやってきた」…ビューラーへの想い

 注目は“相手役”だった。オリックスの山崎颯一郎投手が10日、昨季まで同僚だったドジャースの山本由伸投手の「キャンプイン」を見守った。映像で見たと言い「僕はキャッチボール相手に注目しました。ウォーカー・ビューラー。そういう楽しみ方も良いのかなと」と笑顔で話した。

 山本は9日(日本時間10日)、米アリゾナ州グレンデールでメジャー1年目のキャンプインを迎えた。初日からブルペン入りして21球。山崎は「似合っているんじゃないですか(笑)」と青色のユニホーム姿にも注目した。

 気になったのは、山本のキャッチボール相手。「尊敬しています」と語るウォーカー・ビューラー投手と行ったキャッチボールに着目した。山崎は今季、背番号をビューラーと同じ「21」に変更。「そこを目指してやってきたんで。(映像で)大きな体の21番が際立っていましたね」と目を輝かせた。

 2016年ドラフト同期入団の山本とは7年間、同じユニホームを着てきた。山本がいない宮崎春季キャンプも「寂しいという感情よりも、(活躍が)楽しみという気持ちの方が大きいですね。ずっと一緒にやってきたので」と仲間の背中を押すした。

 オリックスの10日のキャンプ来場者は約2万1000人。キャンプ地を宮古島から宮崎に移して10年目を迎えるが、過去最多の来場者となり「締まりますよね、たくさんファンが見てくださっていると。良い意味で注目してくださっているので、嬉しいです」と微笑んだ。

 海を渡った仲間に追いつき、追い越せ――。舞台は変わっても“戦友”であることに、変わりはない。

【実際の動画】オリ山崎が「尊敬しています」 ビューラーと山本由伸がグータッチを交わす動画

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