日本3球団からオファーも「丁重に拒否」 韓国大砲がマイナー契約…昇格で最大5億円

レイズ在籍時のチェ・ジマン【写真:ロイター】
レイズ在籍時のチェ・ジマン【写真:ロイター】

パドレスからFAになっていたチェ・ジマンが、メッツとのマイナー契約合意

 パドレスからFAになっていた崔志萬(チェ・ジマン)内野手が、メッツとのマイナー契約に合意したことがわかった。韓国の複数メディアが報じている。メジャーに昇格できれば昇給となるスプリット契約で、出来高も含めると最大350万ドル(約5億2500万円)となる。

 2016年にエンゼルスでメジャーデビューし、ヤンキースとブルワーズを経て2018年途中にレイズにトレード移籍。2022年まで4年連続で2桁本塁打を放つなどブレークした。昨オフにパイレーツと契約し、夏のトレード期限を前にパドレスに移籍。しかし、計39試合に出場して打率.163、6本塁打に終わっていた。

 韓国メディア「OSEN」は、NPBの3球団からオファーがあったことを伝えている。しかし、「『まだ日本でプレーする時ではない』と判断し、丁重に拒否した」という。一方、過去には「将来的にいつか日本でプレーしたいと思っているんだ」と発言しており、今後の去就にも注目が集まりそうだ。

 メッツの一塁手にはピート・アロンソ内野手がいるため、DJ・スチュワート外野手らと指名打者のポジションを争うことになると考えられる。メッツには千賀滉大投手と藤浪晋太郎投手も所属しており、メジャー昇格を掴み取れば日韓共演も見られそうだ。

(Full-Count編集部)

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