“HRデビュー”の大谷翔平、愛犬デコピンは「見てないんじゃないですか?」…一問一答

囲み取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
囲み取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

第3打席で逆方向へ本塁打…3打数1安打で交代

 ドジャースの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場。移籍後3打席目で本塁打を放つなど、3打数1安打2打点で交代した。試合後の一問一答は以下の通り。

――今季初実戦でした。
「予定通りに(試合に)出られた。(予定通りに)終われたというのが1番良かったと思います」

――結果はホームラン。リハビリは順調か。
「打席を重ねるごとに反応も良かったかなと思うので、徐々にですけど良くなったかなと思います」

――入ると思ったか。
「高いかなと思ったので。アリゾナでどうかなというところかなと」

――ドジャースで初試合。緊張はあったか。
「緊張はなかったですね。スプリングトレーニングなので、まだその段階ではないので。自分の調整がまず1番大事かなと思います」

――打順2番は。
「今日、初めてなので。やること自体は変わらずに、ストライクだけしっかり自分のスイングをするというシンプルなところかなと思います」

――フリーマンが後ろにいてストライクが増えると思うか。
「どうなんですかね。立ってみないともちろんわからないですし……。前後でムーキーもフレディもそれ以降も良いバッターが続くので、どう変わっていくのかなということを楽しみにしています。1打席1打席、勉強しながら、対応していきたいなと思います」

Wソックス戦で一発を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
Wソックス戦で一発を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

「手術もありましたけど、順調に戻って来れてそれが今日1番良かった」

――エンゼルスのキャンプデビュー戦と比べて。
「あの時はもう何がどういう風に進んでいくのか全くわからなかったので、その時とはまた全然違うかなと思います」

――たくさんのファンが来ていた。
「今日もたくさんの人に観にきてもらって、声援もすごく多かったですし、なによりもチーム関係なく、この時期にこうやってまた戻って来れて……。手術もありましたけど、順調に戻って来れてそれが今日1番良かったかなと思います」

――今日の3打席を振り返って。
「振ったのも良かったですし、1打席目から3打席目まで徐々に感覚も良くなってきているので。あとは見逃したコースが自分の思った通りのコースかどうかが1番大事かなと思います」

――9月以来の実戦。
「感覚も良かったですね。体自体の強さも良かったですし、ケージで振っている感じもこのところの中では1番良かったんじゃないかなと思うので、あとは無事に終わって良かったなというのが今の気持ちです」

――ドジャースブルーのユニホーム。一員の実感は。
「そうですね。まだ1試合目なので、これからかなと思いますけど。しっかりチームに貢献して、早く認めてもらえるようにと思います」

――フルカウントから仕留めた。強振ではなかったのか。
「どうなんですかね。普通な感じでした。長打を狙っているわけではなく、全体的に言えることですけどシンプルにゾーンを振るという感じです」

――手術明け。体のケアは。
「ケアは、細かい動きのチェックだったり、トレーニングだったりとかを週に何回かあって、あとはトレーナーの人に見てもらう。数週間に1回(患部を)チェックしてもらう感じかと思います」

Wソックス戦で一発を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
Wソックス戦で一発を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

愛犬デコピンは試合を「見てないんじゃないですか?」

――ホームランの後、選手からの声かけは。
「フレディが。フリーマンが僕が(アウトで)終わっていたら、もう1回守備に行かなければならなかったので『絶対打ってくれよ』と言われていたので、回せて良かったです。前の回の攻撃が終わった時ですね」

――キャンプで体幹トレーニング。意図は。
「トレーニングは一貫して、もう年単位で変えるとかではなくて、10年、20年のスパンで考えてやるものなので。今年は手術もあったので、それに適したトレーニングはしますけど、全体的なフィジカルの強化は今まで通りかなと思います」

――打者としての出場をするためか。
「いや、ピッチャーのリハビリもしていますね。トレーニングだったり。まだスケジュール的に、投球を再開する段階ではない。スケジュール的に、まだなだけです」

――クラブハウスで外野手用グラブとファーストミットを持っていた。
「そういうこともあるかもねという。みんなに言えることですけど、そうなってからでは遅いので。事前の準備がどういう時も大事かなと思います」

――ノックも受けられる段階か。
「そこの段階ではないかなと。もちろん、投げなければいけないですし、そこは優先事項から外れているので、トレーニングメニューの一環でランニングしたいなぁという時に入るかもしれませんが、そこまでやることはないと思います」

――愛犬は試合を見ているのか。
「いや、見てないんじゃないですか?」

開幕までの50打席は「十分に量自体はこなせる」

――ボールの見極めは。
「3打席目はまぁまぁ良かったですかね。多分、練習しているボールとか、予想していないボールも投げていたので、そこはチェック外でしたけど。ある程度、自分が振りにいっていいボールに対してアプローチできたのかなと思います」

――2番は監督とも話したのか。
「僕はどこでもいいという感じだったので、前後はどう変わるかわかんなかったですし、監督がどういう風にやりたいのかというところに僕が言うことはもちろんないので、好きなようにそこに対応していければなと思います」

――今の打席数で満足しているか。
「ペース的には(50打席を)超えてくるとは思いますね。今の段階ではちょっと多めに入っていると思うので。十分に量自体はこなせるかなと思うので、あとは感覚次第かなと思います」

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY