王者圧倒…“大谷キラー”も3球三振 山本由伸に米記者驚嘆「本当にえげつない」

レンジャーズ戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
レンジャーズ戦に登板したドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

山本は、大谷に対して打率.412のネイト・ロウを3球三振に仕留めた

■レンジャーズ 6ー4 ドジャース(日本時間29日・アリゾナ)

 ドジャース・山本由伸投手は28日(日本時間29日)、敵地レンジャーズとのオープン戦に先発し、2回1安打無失点3奪三振と衝撃デビューを飾った。2回には、2022年にシルバースラッガー賞を受賞し、“大谷翔平キラー”としても知られるナサニエル・ロウ内野手を3球三振に仕留め、米メディアは「本当にえげつない投球」などと絶賛した。

 2回先頭で打席に立ったロウに対して、山本は衝撃の3球三振。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」でドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者は自身のX(旧ツイッター)に「ヨシノブ・ヤマモトはネイト・ロウに対してあれ、これ、それで三振を奪った。94マイル(約151.3キロ)の速球、74マイル(約119.1キロ)のカーブ、90マイル(約144.8キロ)のスプリットを投じ、空振りを奪った」と伝えた。地元ラジオ局「ESPNロサンゼルス」でドジャース番を務めるブレイク・ハリス記者も「本当にえげつない投球」と綴った。

 28歳のロウは、27本塁打を放った2022年にシルバースラッガー賞に輝いた強打者。大谷との対戦成績は打率.412(19打数8安打)、2本塁打と打ち込んでいる。そんなスラッガーを3球三振に仕留めるなど、山本はデビュー戦で強烈なインパクトを残した。

 アルダヤ記者は「ヨシノブ・ヤマモトは素晴らしい投球だった。速球は94マイル(約151.3キロ)から96マイル(約154.5キロ)を計測し、カーブとスプリットにも大きな変化があった。カットボールも織り交ぜた」とも記した。圧倒的な投球に称賛は止まらなかった。

(Full-Count編集部)

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