大谷翔平、由伸OP戦を電撃訪問 ポルシェで30分…指揮官称賛「素晴らしい同僚」

ドジャース・山本由伸の登板を見守った大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・山本由伸の登板を見守った大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は山本のオープン戦デビューをベンチから視察した

■レンジャーズ 6ー4 ドジャース(日本時間29日・アリゾナ)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は28日(日本時間29日)、大谷翔平投手の“行動力”を称賛した。敵地・レンジャーズ戦に出場する予定はなかったが、山本由伸投手のオープン戦デビューとあって駆けつけた。ロバーツ監督は「なんて素晴らしいチームメートなんだ。明らかにやらなくてもいいことだったのにチームメートを応援することを望んだ。同郷の人間、チームメート、そしてファンがサポートしてくれることは、(山本にとって)特別なことで素晴らしいことだ」と目を細めた。

 この日、大谷は米アリゾナ州グレンデールの球団施設でフィジカル強化のメニューをこなした。その後ポルシェで30分近くをかけて敵地に入った。「ショウヘイはたくさん楽しむし、(彼らは)本当に素晴らしい関係性を築いていると思う。(以前から)お互いのことを知っていたけど、今はチームメートだ。お互いを高め合うと思う」とロバーツ監督。日本選手が切磋琢磨して高め合っていくことを期待した。

 山本は2回終了時には一度マウンドに戻り、大谷から“ベンチに戻ってこい”とジェスチャーされる場面も。指揮官は「間違えたと思う。ショウヘイは『MLBでは3アウトまでプレーするんだよ』と冗談を言っていたかもしれないね」と笑い飛ばしていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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