マイコラス、日米通じて初の球宴は登板不可か…地元紙「お祭りを楽しむだけ」

球宴は7月18日にワシントンDCで開催

　10日（日本時間11日）に敵地ホワイトソックス戦でメジャー初の10勝目を挙げた元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手。4年ぶりのメジャー復帰となった今季は、開幕から先発ローテの柱としてチームを支え、日米を通じて自身初となるオールスター選出も果たしたばかりだ。球界屈指のスター選手が集う夢舞台でマウンドに上がる姿を見たいところだが、どうやらそれはお預けになりそうだ。

　地元紙「セントルイス・ポストディスパッチ」電子版によると、カージナルスのマイク・マシーニー監督は29歳右腕が前半戦最終戦となる15日（同16日）本拠地レッズ戦に先発する可能性を示唆。オールスター戦の2日前にあたる最終戦に先発した投手は、肩肘や体力的な疲労が考慮され、通常は登板しない。記事でも「通例、日曜日の投手は2日後のオールスターの登板から除外されるため、マイコラスはただワシントンDCでお祭りを楽しむだけになるだろう」と指摘。「マイコラスは恐らく自身初選出のオールスターでは投げないだろう」と予測した。

　球宴マウンドに立てなくても、選ばれた栄誉は変わらない。前半戦最後の登板を勝利で飾り、好感触を持ったまま後半戦を迎えたい。

（Full-Count編集部）